無計画な交際費で、キャッシュフローが悪化する!?

キャッシュフロー・プラス
鈴木愛です。

 

会社を経営して行く上で
重要な役割をする経費の中に、

「接待交際費」があります。

この交際費の考え方には
諸説ありますが、

 

はっきり言って今の時代は、
むやみやたらと交際費をかけすぎても
思ったほどの効果はありません。

 

かと言って、

「人脈は金脈」

とも言われているとおり、

長い目で堅実にビジネスを進めて行くためには、
良質なお付き合いに使う経費は
絶対に必要になります。

たとえば、
1000円しかお金をかけないで
1000万円の売上をあげよう!

 

と言っている人がいたら、

そんなの無理でしょ〜〜!!って
思いませんか?

 

交際費も全く、
同じ考え方をする事が出来ます。

なので、あまりに
交際費を節約しすぎてしまうと、

太い人脈を得る事が出来ずに、
ビジネスが小さく終わる事になります。

 

そこで今日は、
交際費についてお話ししたいと思います。

 

相手のステージを見極める

まずは、
相手がどの程度のビジネスを営んでいて、
どのくらいの地位の持ち主なのか、

私生活での趣味など、

分かる範囲でしっかりと
リサーチしましょう。

食事ならば、

その人が普段日常で行くよりも
少し高め・・くらいのお店を選びます。

なぜならば、
相手がリラックスして心を開き、
色々な話を引き出せるように
セッティングする事で、

グンと距離が縮まり、
関係性が深まるからです。

 

そして、相手にとっても
気分良く過ごしていただきたい、
という配慮を示す事が出来ます。

 

また、あまりに今の自社の状態と
かけ離れて無理をしても、
相手に良い印象を与えません。

むやみやたらと
高級なお店を選ぶのではなく、

相手を思いやる『誠意』が
伝わるような選び方をしましょう。

 

 

目的はコミュニケーション

「接待交際費」の本来の意義は、
派手にもてなして
相手のご機嫌を取ることではありません。

コミュニケーションを取りながら
相手の意図を汲み取り、

お互いのビジネスを円滑に進めるために
使う経費です。

この本来の意義を忘れてしまうと、
ただ高額な経費を使って
その時だけの関係を得るだけになり

自社に与える価値は
一時的な、低いものになってしまいます。

 

プレゼントなどをお渡しする時にも、
ブランドや値段だけでなく、

相手の好みや、
喜んで下さる顔が浮かぶような物を
誠意を持って選びます。

部下に頼む時には、
相手がどんな人かを的確に伝えましょう。

 

税務での交際費の注意事項

交際費には実は
いくつかの基準がありますが、

中小企業ですとほとんどが、
年間800万円まで
損金として認められます。

また、よく言われている
飲食代は1人あたり5,000円まで
というものがあります。

確かに
5,000円までにしておけば
問題はないかと思いますが、

なかなかそうはいかない場面も
多くあるかと思います。

 

しかし、私の経験上ですと、
中小企業の調査において
そこまで細かく指摘されたことは
ありません。

しかし、1万円以上するような
やや高額なコース料理などですと、

数人集まるとトータル金額が大きくなるため
調査官の目にとまり、
質問や資料の提出を求められたり、

回答の仕方や内容で、
本当に自社にとって必要な経費と
みなされなければ、

否認されることもあるかと思います。

 

こういった面でも、
プレゼントや飲食を相手の会社規模に
合わせておく事が有効に働きます。

高額になりそうな時には、
事前に税務調査が来た時に立ち会う
税理士と相談の上で
経費に入れるかどうかを
決めると一番良いでしょう。

 

まとめ

 

交際費に限らずですが、

大切なことは、
「本当に必要な経費を使うこと」です。

交際費が調査官に
目をつけられやすいのは、

私事の旅行や高額な食事を
経費として計上するために

「交際費」という科目が
使われやすい事も背景にあります。

また業界にもよりますが、
一般的な会社では

キャッシュフローを無視して
お金がないのに
先に経費を投入して、

相手を高価な食事に誘って仲良くなり、
願わくば売上に漕ぎつけよう!というような、
昔流行った営業スタイルも、

会社が本当に伸びる手法とは言えませし、
今の時代にも即してない様に思います。

また、はっきり言ってしまうと
キャッシュフロー経営にプラスに働くことは
ほとんどありません。

「接待交際費」は、

本当に自分が取引したい!と思った相手との、
お互いにプラスになるような関係性を作るために
使って行く事で、

会社にじわじわと価値を与え続けて
収入の維持に貢献することで、

キャッシュフローを黒字にするための
大切な経費になるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Bloomin株式会社 代表取締役 15年で200社の経営者のキャッシュフロー経営をコンサルティング&サポートをしてきた実績を持つ。 現在は依頼されてグループ会社のキャッシュフローを一元管理したり、ジャンル問わず、経営者や起業家のキャッシュフロー経営をサポートしている。