キャッシュフローが最も大切な理由とは?

鈴木愛です。

私は長年の会計事務所勤務を経て、

経営者の方にまず一番にお伝えしたい事があります。

それは、

利益を気にするよりもキャッシュフローを気にしてほしい、

という事です。

事業を営んでいく上ではキャッシュフローが大事だよ、

とよく耳にする事ですが、

実際に決算書の利益と何がちがって、

なぜそんなに大切なのでしょうか?

 

そもそも、キャッシュフローって何?

35449604 – cash flow binders isolated on the office table

キャッシュフローとは、

実際のお金の動きや、残っている金額のことを言います。

・入っていくるお金 = キャッシュイン

・出ていくお金 = キャッシュアウト

などの言葉を使う事もあります。

キャシュフローは、基本的に下記の3つに分けられます。

1・営業活動によるキャッシュフロー

2・投資活動によるキャッシュフロー

3・財務活動によるキャッシュフロー

この言葉をきちんと覚える必要は全くなく、

種類が3つあるのか〜!くらいで大丈夫な知識です。

要するに、

・いくらお金が入ってきて

・いくらお金を使って

・あまりはいくら?

という数字を表すのがキャッシュフローです。

帳簿上の利益とキャシュフローは、

帳簿の処理を進めていくと異なってしまう性質があります。

そのため、事業を安定して継続するためには

決算書の利益よりも、

手元のお金の残高を表すキャシュフローの方が、

とても大事になります。

 

利益とキャシュフローは何が違うの?

28242543 – miniature businessman standing on the bottom line

「利益」というのは、

決算報告書の「当期利益」の事です。

これは、あくまで帳簿上の利益になります。

たとえば、掛けで商品を売った場合に、

売上としては契約をした月に計上されますが、

実際にお金が入るのは、次の月だったりします。

そこで、帳簿と実際のお金の動きとの間に、

ズレが生じます。

他にも、帳簿処理をする際には

こういった事情が幾つもありますので、

「利益」の金額と、「手元に残る儲け」のお金は

違う金額になります。

おおまかに言い表すと、

・利益 = 決算報告書上の経営成績

・キャシュフロー = 実際に手元に残るお金

という事になります。

 

なぜ、利益よりキャッシュフローが大切なのか

9649134 – ‘cash flow’ highlighted in green with felt tip pen

事業を行う上で避けて通れないことは、

「お金のやりくり」なことは言うまでもありません。

という事は、帳簿上の「利益」に一喜一憂していても、

何にもならないのです。

実際に自分の手元にお金がいくら残っているのか、

今、どの経費にいくらお金をかけても平気なのかを

把握せずに、事業を安定して成長させ続ける事は、

はっきり申し上げて不可能です。

いくら、優秀な経営者でも、優れた商品であっても、

資金繰りが上手くいかなければ負債ばかりが先行し、

俗に言う「黒字倒産」に陥り、最後には手元に何もお金がない

状態になります。

そうならないためには「利益」の数字ではなく、

キャッシュフローの数字を常に意識しておくことが

とても重要なのです。

まとめ

キャッシュフローとは、

自分の事業を行った結果、手元に残るお金の事です。

一方、利益とは、

帳簿上だけの、自分の事業で得た収益の事です。

この事から、

実際のお金の動きであるキャッシュフローが重要である事は

明白ですね。

キャシュフローの金額を常に意識して

事業を進めていきましょう。

そうする事で、資金繰りの悪化を防いで、

事業を安定させながら成長させる事ができるはずです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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